交通事故治療の新常識!脳脊髄液減少症を正しく理解しよう
交通事故後に「むち打ち症」と診断された患者さんが、なかなか症状が改善しないケースに直面したことはありませんか?
もしかしたら、その背後に隠れているのは「脳脊髄液減少症」かもしれません。
■脳脊髄液減少症とは?
脳脊髄液減少症は、脳や脊髄を保護する役割を持つ脳脊髄液が何らかの原因で漏れ出し、その結果、脳圧が低下して起こる疾患です。この病気はむち打ち症と症状が非常に似ているため、見逃されることが多く、患者さんの回復を遅らせる要因となります。
■こんな症状があれば要注意!
頭痛・めまい:立ち上がったり頭を起こすと悪化し、横になると改善
吐き気・嘔吐:特に午前中に強く現れる
視覚の機能障害:視力低下や焦点が合わない
倦怠感・疲労感:慢性的なだるさ
耳鳴り:耳が詰まったような感覚を伴うことも
■脳脊髄液減少症が見逃される理由
むち打ち症と似た症状があるため、誤診されるケースが少なくありません。当協会の認定院にも、「むち打ち症」と思い来院された患者さまが、実際には脳脊髄液減少症であったケースが多数報告されています。
■正しい知識が患者の未来を救う
正確な診断と対応ができるよう、脳脊髄液減少症の権威である山王病院 脳神経外科部長 高橋浩一先生が、症状の見極め方から検査・治療法までをわかりやすく解説。
柔道整復師の皆さまが患者さんの回復に大きく貢献するために、新たな視点と知識をぜひ身につけましょう!
【Lesson内容】
脳脊髄液減少症の基礎知識
– 病態生理と発症メカニズム
– むち打ち症との違いを見極めるポイント
.
症状の見分け方と評価方法
– 臨床現場での初期対応
– 他の医療機関との連携の重要性
.
治療方針とサポートの実践例
– 柔道整復師としてのアプローチ
– 患者さんへの適切なケアとアドバイス
難易度:☆☆
TIME 1:12:45
■高橋浩一先生のプロフィール
水頭症や脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)といった髄液循環の障害を専門に診療しています。海外留学で培った研究経験を活かし、科学に基づいた診断と治療を行っています。「病気を診ずして病人を診よ」の信念をもとに、患者様一人ひとりに寄り添い、優しさと質の高い医療を提供しています。脳と体の健康を守るための頼れる良質な医療されています。
- 山王病院(東京都) 脳神経外科 部長
- 医学博士 取得
- 日本脳脊髄液漏出症学会 常務理事
- 日本スティミュレーションセラピー学会 評議員
- 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 脳脊髄液減少症の疫学研究及び客観的診断法に資する研究:分担研究員
- 日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
- 脳脊髄液漏出症学会常務理事
- 日本プロボクシングコミッション ドクター
■所属病院
山王病院(公式WEBサイト)
■Dr.高橋浩一の公式WEBサイト:https://takahashik.com/
■脳脊髄液減少症について、詳しい情報はむち打ち治療協会の公式WEBサイトでご覧いただけます。
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