「自律神経 × 姿勢・骨盤」のセット提案で”納得”と”継続”を引き出す
「最近、眠りが浅くて…」
「急にイライラしたり、やたら疲れやすくて…」
こんな声、あなたの院でも増えていませんか?
実はこれ、ただの“疲れ”ではないかもしれません。
年配の方には、「年のせいかな〜」なんて声もよく聞きますが(笑)、それだけじゃないんです。
この時期に増える不調の原因のひとつは、梅雨特有の気圧や湿度の変化による自律神経の乱れ。
そしてもうひとつ、雨続きで外出が減り、骨盤や姿勢のバランスが崩れやすくなることも影響しています。
つまり今の身体は、「休んでも疲れが取れない」「寝てもスッキリしない」ような、“回復モードに入りにくい”ダブルパンチ状態になっている可能性があるのです。
だから今こそ、「Wアプローチ」を伝えるチャンス
そこでおすすめなのが、「自律神経 × 姿勢・骨盤」へのセットアプローチです。
この2つを同時にケアすることで、患者さんに“納得感”と“継続意欲”を持っていただける可能性が高まります。
✅ 気圧や湿度の変化によって自律神経が乱れ。
✅ それによって筋肉がこわばり、姿勢や骨盤のバランスも崩れる。
✅ 結果として、身体がうまく“回復モード”に入れなくなってしまう。
この状態をラクにするには、どちらか一方だけのアプローチでは不十分で、整体だけ、ストレッチだけでは、もとに戻る力が働きづらい状態であることを説明しましょう。
「両方を同時に整えることの大切さ」を、わかりやすい言葉で伝えてみてください。
たとえば、
「この時期、ずっと雨が続くので体が緊張状態になりやすくなります…」
「そうなると、眠りも浅くなるし、疲れも取れにくくなります」
「しかも骨盤のゆがみがあると、体が“休もう”としてもうまく切り替わらないのです」
「だからこの時期は、自律神経と骨盤の両方を同時に整えてあげるのが一番効率いいんです」
こうした説明があるだけで、患者さんは「なるほど、そういうことだったのか」と腑に落ち、前向きな気持ちで通院を継続してくださるようになります。
🗣 砂田ポイント:「Wの視点」が、施術の価値を2倍にする
治療院でよくある施術の流れといえば、「電気 → 温め → 整体(手技)」の3点セット。
もちろん、どれも大切で効果もあります。
でも、毎回それだけでは、患者さんの頭の中には「時間=価値」という印象しか残りません。
つまり、“施術を受けてる間だけが治療”になってしまうわけです。
だからこそ、この時期ならではの“Wの視点”を伝えてほしいのです。
例えば「梅雨の時期は、自律神経も乱れやすく、骨格もゆがみやすい。だから“内側(神経)”と“外側(骨格)”をセットで整えると、回復が早いんです」
このひと言で、施術の意味がガラッと変わります。
患者さんは「あ、自分のことをトータルで診てくれてる」と感じ、ここで大きな信頼が生まれます。
そしてその信頼が、継続・リピート・紹介につながっていくわけです。
「技術」だけじゃない。
「伝え方」ひとつで、あなたの施術の価値は2倍にも3倍にもなる。
それが、この“Wアプローチ”の真の強みです。
そして、もし可能なら「ステップ4」にもチャレンジしてみてください。